2025/01/13 00:03
伊集院香織 ×後藤まりこ ×津田寛治が
音楽ファンとミニシアターファンに贈る
『ボールド アズ、君。』
長編映画監督デビュー作『ディスコーズハイ』の唯一無二のセンスで全国のミニシアターファンに衝撃を与えた岡本崇監督。長編映画第2弾のタイトルは、敬愛するギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの2ndアルバムの最後の曲「ボールド・アズ・ラヴ(愛のように大胆)」へのオマージュで、“君”への憧れの気持ちを込めて、『ボールド アズ、君。』と命名。音楽や映画の作者の意図には関係なく救われた自分の経験を元に、“勝手に救われよう”をテーマに、カリスマ的なボーカリストとミニシアターの支配人に救われた主人公の熱い想いを描き、多くの映画賞を
受賞した。
人付き合いが苦手な主人公・役には「演奏シーンでギターをカッコよく弾ける女性を」という理由から、自身が体験した“いじめ”を題材にしたMV「カセットテープとカッターナイフ」がYouTube50万再生を突破した伊集院香織(みるきーうぇい)を大抜擢。
珠にとっての神様の一人、ロックバンド"ラズ"のボーカル・結衣子役は、後藤まりこ。唯一無二の歌声、過激なパフォーマンス、圧倒的なカリスマを武器に数々の伝説を残す一方で、舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で森山未來の相手役を演じ、テレビ東京の深夜ドラマ「たべるダケ」では主演を務めるなど俳優としても活躍している。
珠にとってのもう一人の神様こと、珠の居場所であるミニシアターの支配人・雄一郎役は、ベテラン俳優の津田寛治。大阪に実在するミニシアター“ナナゲイ”こと第七藝術劇場で、経営不振に悩むミニシアターの苦悩を体現する。
そして、なんと翳ラズのドラマー役で、東京事変の刄田綴色が出演。後藤まりことの豪華な演奏が実現した。
【あらすじ】
人付き合いが苦手な南條珠は、小学生の頃からシネコンとは一線を画すこだわりのラインアップのミニシアターを自分の居場所としていて、支配人の井澤雄一郎を神様と呼んで慕っている。そんな珠にとって、ロックバンド“翳ラズ”のボーカル・瓶子結衣子はもう一人の自分を救って
くれた神様。中古ギターを入手して、スーパーギターバトルで優勝するほどの実力になるも、さらに上を目指して練習する日々。翳ラズの記事を読み、次の翳ラズのライブチケットは必ず入手すると決意を新たにする。そんなある日、珠がバイトをする居酒屋に、たまたま瓶子結衣子がやってきて、珠がアップした“弾いてみた動画”を見ていたことが発覚。珠は「翳ラズと同じステージに立って直接お礼を言うこと」を目標に、さらに動画制作に精を出すが、行きつけのミニシアターが翳ラズのライブのタイミングで閉館するということを知り…。
【東京メイン館】
新宿ケイズシネマにて3月29日(土)より劇場公開!
東京都新宿区新宿3丁目35-13 -3階
特別鑑賞券予定:1,500円(税込)※当日一般1,800円の処
※初日舞台挨拶ほかトークイベントを予定(詳細は映画公式サイトまたは劇場まで)